平成32年
昨日は免許更新に行きました。
5年前に都庁で更新した時は、まさか次の更新を沖縄県の免許センターですることになるとは予想もしていなかった。
さらに会社も辞めてフリーになっているなんて・・・とかしみじみしつつ。初めての違反者講習。
というのも、夏ごろにバスレーンを誤って走行してしまったから・・・
http://www.police.pref.okinawa.jp/docs/2015030300110/files/BusLane_JP.pdf
会社員時代はモノレール通勤で、通勤時間帯に車で走ったことがなく、バスレーンというのは複数車線の左端がバス専用になると言う認識しかなかった私。ちゃんと標識があると言われればそれまでですが、慣れない道を空いてるからと走ったら、そこは通勤時間帯はバス専用道路で、許可車両以外は通行不可という道路だったのです・・・!
通行不可区間を抜けると、パトカーがお出迎え。私のほかにも10台以上捕まっており、後続も続々と・・・
しかし、バスレーンを周知させたいのであれば、もっと看板を大きくするとかなんか方法があるような??とも思いますけど・・・
私の不注意には違いないのですがもやもやしました。きっと観光客の人がたくさん御用になっているのでしょう。沖縄で違反をくらったという人は実は多いと思います。
さよならゴールド免許~(と7,000円)
来年の自動車保険は車両保険をはずして割引がなくなるのに備えよう・・
さて、ずっとペーパーでゴールドだった私なので、初回講習以来のの2時間講習。これが意外に面白いといってはなんですが、ためになりました。先生も教え方が上手くて。
沖縄県は飲酒運転がずっと全国ワースト1なので、ともかく飲酒運転するなっていう講習でした。
東京ではそもそも運転するな、運転したら事故るって内容だった(ゴールド=ほぼペーパーだから?)のに比べると、さすが車がインフラなだけあって、ドライバーに優しい研修だったような気がしました。まあ、違反内容が飲酒運転だったらここにいませんからね・・・
そしてさだまさしの「償い」にのせて32分のミニ映画が流れるのです。
軽い気持ちで飲酒運転し、相手は死亡、自分は収監(1年)相手家族も自分の家族もさらに勤務先まで不幸にした男の物語が・・・
飲酒運転がどうってよりも、
・実は1度軽微な事故を飲酒運転で起こしているのに
・上司・同僚・部下・妻全員に「タクシーで帰れ」と言われたのに、
それでも軽い気持ちで飲酒運転をやってしまうこの男性のマインドって・・・
持ち合わせている人が結構いるなあと思いながら見ていました。
こちらは正しいことを言っているのに
「堅いこと言うなって」とかいう人で、
なぜかこちらが融通の利かない人扱い。
私も以前かつての上司がなぜかシートベルトをしてくれなくて困ったことを思い出しました。
(警告音がうるさいし・・)
しかも、
「あの時もっと重い罪をきせてくれたら、私は飲酒運転をしようなどと思わなかったでしょう」(うろ覚え)的な、刑務所でもあくまで他責な主人公。
なんだかなー
奥さんは賠償金が保険金・家土地を売却・さらに実家を頼っても払いきれず、踏切に飛び込もうとするし、
子供たちは人殺しの子供!と学校でいじめにあい、
会社は取引先の信用を失って大口取引がなくなって主人公を解雇、
みんなで働きづめになって毎月賠償金を返されても、失った旦那さんには替えられない被害者家族・・・(しかも被害者家族も大黒柱失ってるからか内職してるし)
これって全部軽い気持ちから起きてるんですよね・・・
おそらく万能感が強く、他人の言うことは口うるさいで済ませてきた人で、
罰せられてもどこか他人事とか運が悪かったですませる独善的なモラハラタイプなのでしょう。
いっぱいいる・・・
あー奥さん、結婚相手間違っちゃったよー
という感想のまま上映は終了。
新しく交付された免許を見て、3年後の平成32年・・・はきっと来ない。平成の次は何になるのかしらと思いながら帰途についたのでした。